全ては決まりました

錯視の霧は晴れ、全ては決断されました。

これが英断となるのか、愚断となるのかはまだわかりません。

しかしやるべきことはやったのだと、自分はそう思うのです。

たとえ刀を明け渡したとしてもまたいつか、自分はそれを手に取るでしょう。

その用意は出来ています。

遥か悠久から続く桜花のような血脈は、新しいものにも刻まれるでしょう。

とりあえず今は、やるべきことをやりました。